未熟学生エンジニアのブログ

TetsuFeの個人開発ブログ

TetsuFeはテツエフイー と読みます。FlutterやWeb周り全般、チーム開発について語るブログ

iOSアプリの中国からのダウンロードが多い件【実際のグラフあり】

注意

  • 誤解を招く表現ですが、iOSアプリとandroid他のアプリを比較してというわけではありません。
  • 原因は結局不明で、事実報告のみです。原因を知りたい方はご自分で調べてください。(わかったら教えてください)
  • ここでは「ダウンロード」という言葉を使っていますが、正確には「ユニット」のことを示します。「ユニット」とは、新規ダウンロードのことを指し、同じユーザーの2回目以降のダウンロードをカウントしません。

謎の中国からのダウンロード

3月にiOSアプリ英単語タイマー1800 大学受験編app storeで配信しました。このアプリは名前の通り、英単語に関するアプリで、中国語は一切含まれていません。アプリの説明も全て日本語です。もちろん、配信しているストアは日本のストアです。
中国からのダウンロードが始まったのは7月からです。そして、8月に一気に増えました。
関係がありそうなのは、この8月に2chTwitterなどで広報活動を行ったことくらいです。この広報活動の結果、一時的に日本からのダウンロードが増えたのですが、日本からのダウンロードが減ってくると同時に、なぜか中国からのダウンロード数が増えてきました。

より細かく

実際に中国からのダウンロードは多いのか

itunes connectの「売り上げとトレンド」を確認したところ、以下のような統計結果が得られました。

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緑色が日本・青が中国です。
8月14日あたりから日本からのダウンロードが伸びたあと、8月18日からは日本からのダウンロードはほぼ0に減っていきます。それと同時に、中国からのダウンロードが増加し、この記事の初回投稿日の前日、8月25日には100を超えるまでに至っています。ちなみに8月25日の日本のダウンロード数は1に対し、中国からのダウンロードは101でした。 このように、中国からのダウンロードが日本と比較してかなり多いことがわかるかと思います。

中国人(?)がアプリをダウンロードする意味は?

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グラフを見比べるとわかるのですが、先ほどのグラフでは8月18日から中国からのダウンロードが増え、このグラフの最大値である8月15日の時点(ダウンロード数のグラフの最大値の時点)よりもダウンロード数は増えているのに対し、セッション数は減少傾向にあります。
このことからわかるように、日本からのダウンロード比率が多い時期に比べ、中国からのダウンロード比率が多い時期にはアプリのセッション数(アプリを2秒以上使用した回数)が低いという結果もあります。

つまり、中国からアプリをダウンロードするユーザーは、ダウンロードしただけでアプリを使っていない割合が多い(もしくは、データの取得を拒否している割合が多いからとも考えられます。Appleは、ダウンロード数は全ユーザから集計を取るのに対し、セッション数はユーザーが許可した場合しか集計をとっていません)ことになります。
ということは、中国のユーザーはアプリを使用目的以外(解析目的など?)に使っているのかもしれません。
ちなみに、中国の開発者にコピーアプリを制作されたという事例もあるようです。
アプリが勝手に中国語化されてリリースされていると聞いて調べてみたら、想像以上にやばかった
なんにせよ、不気味です・・・

原因・意図は不明

一体誰が・何のためにダウンロードしているかは謎です。

  • 中国に住む日本人の間で私のアプリが細々と話題になっているが、appleに統計データは渡したくないというユーザが多い
  • 中国で私のアプリをダウンロードして、中身を調べようとしている悪徳(?)開発者がいる

この二つだと思っていますが、実際のところはわかりません。

詳しい方はコメントいただけると嬉しいです。