学生エンジニアによるtry! Swift Tokyo 2019感想
初めてのプログラミング系カンファレンス参加
僕はSwift歴2年程度(趣味なのでレベルは低めですが)ですが、初めてのカンファレンス参加でした。
try! Swift Tokyo 2019というSwiftというプログラミング言語関連のカンファレンス(講演会)に参加してきたのでその感想です。
注:発表はしてません。
Swiftのマニアックで深い議論
発表の内容としては、普段あまり聞いたことのないような話が多かったです。
正直ほとんどついていけませんでしたが、ライブラリの開発者の方など最先端の技術動向が知れる内容で、レベルの高そうな方でもあまり知らないという感じの内容も多かったので、ある意味レベルに関係なく楽しめる内容だったのではないかと思います。
割と業務向けの話というよりはかなり限定的な用途で使えるような話も2、3割くらいありました。
「ARKitのアプリを作ろう」 speakerdeck.com
ラズパイでSwiftを動かす話
www.slideshare.net
SwiftのType Metadataを活用する話(全然理解がおいつきませんでした)
「アセンブリ、君ならできる!」
あまり使っていなかったアセンブリを使ったデバッグ方法を知れたので立ち往生した時の解決方法の引き出しが増えた気になりました
https://www.andrewmadsen.com/AssemblySlides.pdf
デザイン(UI・アプリケーション設計)の話も多い
Human Interface Guidelineをちゃんと読みたくなりました。
ネイティブアプリっぽいアプリとはどんなもの?デザインの本質に踏み込んだ話
パーツ同士の色のコントラストについて深く考える話
https://raw.githubusercontent.com/emarley/ColorContrast/master/ColorContrast.pdf
デザインシステムの話(マテリアルデザインみたいなの)
開発者としての価値観やマインドについての話も
以下の二つの発表では、開発者としてのマインドの持ち方や人種に対する偏見や環境の違い(お金がなくてmacが買えない人が意外と多いなど)の話もあって、こういう発表もありなんだと思うと同時に、結構評判が良い印象を受けました。
文字起こし資料
文字起こし資料
休憩時間やパーティーでお話ししたり
休憩時間やパーティで、他の参加者の方とコミュニケーションを取ることもtry! Swiftでは推奨されてました。 僕は結構こういう場で話すのが苦手で技術的なコンプレックスもあってあまり話せなかったのが残念でした。 結構先輩の社会人の方から色々とお話を聞かせていただくだけになってしまったので、次回は自分にしかない経験をたっぷりと用意して行きたいですね。
ワークショップは手厚くサポートしてくれる
ワークショップもありました。僕はServer Side Swiftのハンズオンコースだったんですが、いい感じにハンズオンを区切ってくれて質問がしやすい環境で、そのテーマに詳しくない人でも問題なくついていけるようになっていました。
ハンズオン資料
意外とガチ勢ばかりではない
意外とSwift歴1年程度(僕があった人はほぼ業務で触ってましたが)の方も多く、雑談の際の話が合わないというレベルではなかったように思います。(そもそも技術的な話というよりは、作っているものの内容やどんな開発体制をとっているか(何言語か、どんなチームかなど)という話が多かったです)
みなさんもぜひtry!してみては
はじめてのカンファレンスで結構反省すべきところも多かったですが、参加して良かったと思える素晴らしいカンファレンスでした!
少しでも興味のある方はぜひ参加してみてはいかがでしょうか。